内科研修(専攻医1年目)-6か月の総合内科研修-

内科基本コース(従来型)・ハイブリット大学院コースでは専攻医1年目に6か月(病棟4か月、ICU2か月)を、たすきがけコースⅡ(連携施設重点型)では専攻医2年目に2か月間(病棟2か月かICU2か月を選択)は総合内科をローテションします。
 本プログラムの特徴は、大学病院の総合内科における研修を行うことです。当院の総合内科は、内科疾患のプライマリケアを担当するユニットで、病棟、外来、集中治療の患者の診療を担当しております。内科医にとって、ある特定の臓器や疾患だけを診療するだけでなく、臓器横断的に一般的な幅広い領域の疾患を経験することは大切です。
 内科専門研修の最初のこの時期に、総合的な診療を研修することによって、臓器別の専門科に進んだ後も、多様な疾患、症候に対応できるような内科医になれると思います。
 また、内科専門医を修得するには全領域にわたる診療要約を記載、提出する必要があり、総合内科研修中に、多くの領域の疾患を経験しておくことは重要です。

◇カリキュラム

(内科基本コース(従来型)・ハイブリット大学院コース - 専攻医1年目)
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(たすきがけコースⅡ 連携施設重点型)
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◇週間スケジュール

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朝8時からのモーニングカンファレンス、木曜日夕方には、1症例をじっくり検討するProblem Solving方式のカンファレンスを開催しています。また、火曜日には医学生も参加して、New England Journalの抄読会を毎週行っています。

◇到達目標

  • 1) プライマリケア医として、内科入院患者(Common disease)の診断ができる。
  • 2) プライマリケア医として、内科入院患者(Common disease)の治療ができる。
  • 3) 総合診療外来において、上級医の指導のもと診療が実践できる。
  • 4) ICUにおいて、内科重症患者の管理ができる。
  • 5) 一般的な感染症疾患の診断・治療が実践できる。
  • 6) 他科からの内科疾患のコンサルテーションに対応ができる。
  • 7) 前期研修医に対して内科の基本的疾患の指導ができる。

◇研修の特徴

1.病棟/外来研修

病棟では、総合内科のチームの中で、EBMを基盤とした診療を実践していきます。指導医(准教授・講師・助教)、指導医(助教)、専攻医、前期研修医が一つのチームを組み、主にCommon disease の診療を行います。経験できる疾患は感染症、呼吸器疾患、循環器疾患、腎疾患(詳細は総合内科診療実績を参照)と多彩です。その中で専攻医がチームの中核になって診療を行い、この経験が将来どの分野でも対応できる内科医となる基礎を作ります。
 外来も総合内科研修中に週一枠を担当する。上気道炎、消化器疾患といった一般的な疾患から、他施設で難渋した紹介患者などの症例を担当します。診療中に上級医へのコンサルテーションできる体制を構築しており、外来終了後に上級医とレビューを行い、その日に行った診療の振り返りを行います。毎診療ごとに振り返りを行うことにより、確実にスキルアップができます

2.ICU

ICUを2か月間、研修し内科重症患者をチームで担当します。主に敗血症、ショック、電解質異常、急性腎不全、急性呼吸不全、心不全、DKAなどの重症患者を担当します。その中で、① 呼吸機器の管理と呼吸不全のマネージメント ② 循環器作動薬の使い方 ③ 重症感染症における抗菌薬の使用法 ④ 重症感染症の呼吸管理 ⑤ ICUにおける鎮静・鎮痛薬の使用法 ⑥ 重症患者の栄養管理など、ICU医療のコアスキルを身に着けることができます。

3.感染症コンサルテーションチーム研修

選択の枠で感染症コンサルテーションチームを研修することができます。総合内科のチームの感染症症例、他科の感染症症例のコンサルテーションを受け、感染症疾患の診断、評価、治療方針など立てられるようにします。

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