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脳神経内科
前期研修
脳神経内科研修の目的
神経系の疾患は、他の内科にみられない特殊な疾患が多く、所見の取り方、診断手順において独自の知識・手技が要求される。内科を志す者にとって前期研修の段階に神経内科の研修を積むことは極めて重要である。
2年目前期研修プログラムでは、神経内科専門医の指導下で、内科医に必要とされる神経疾患の基本的な診療能力を獲得することを目的とする。
脳神経内科研修の特徴
東海大学医学部脳神経内科は、年間700名近い入院症例数を誇る日本神経学会認定研修施設である。中でも脳血管障害に関しては、血栓溶解療法や急性期血管内治療を始めとする最先端の医療が行われている。更に、脳炎、髄膜炎などの中枢性感染症、パーキンソン病の内科的・外科的治療、認知症、脱髄疾患、運動ニューロン病、神経変性疾患、筋疾患など、幅広い分野の神経疾患の診断・加療を学ぶことができる。当科での研修は、神経学会認定指導医・神経内科専門医による指導が受けられるため、内科医としての経験を積む上で貴重な経験となろう。
脳神経内科研修プログラムの概要
研修期間における具体的な習得目標は以下の通りである。
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基本的な神経診察の仕方
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神経所見の記載および病変部位の同定
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CTおよびMRI画像および髄液所見などの基本的な見方
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腰椎穿刺、気管内挿管、人工呼吸器および気管切開術の手技の理解および実践
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チーム医療の実践
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